優柔不断で何事も決められないという人はいないだろうか?
人間は目の前の課題を実際よりも大きく見積もる傾向がある。
ただ何も決めないことで、何かしらのメリットを受けている可能性があるのだ。
決めなければ失敗しないで済むし、周りから評価されることもない。
ただ、リスクももちろんあり、
失敗をしないとフィードバックがなく成長につながらなかったり
無駄に時間を過ごし、何も生まれない空白の期間ができてしまう。
決めないことはクリエイティブなことをしているときはよりよい方向に進む可能性もあるので100%悪いことと言うことは出来ない。
決めることと決めないことのメリットを両方受けられるように
しっかりと使い分けられるようにできればそれがベストだ。
ではどうすれば決めることができるのか?
この記事を読めば決めることがより簡単にできるようになるだろう。
【1.決めていないことを認識する】
まずは、自分が決めていないということを選択しているということに気づこう。
そうすることで客観性が生まれ、そこからこのあとどうするかという選択権が生まれる。
【2.決めないことによるリスクを考える】
その次は、今決めないとどんなリスクがあるのかを考える。
たとえば、洗車をするということを決めかねている場合
洗車をしないと、もしかしたら周りからだらしないと思われてしまうかもしれないし、
自分の心が洗車にとらわれてしまい、落ち着かないかもしれない。
このように決めることによってのメリットではなく、あえて決めないことでどんな損失があるのかを考えるのだ。
人間は、得るより失う方に危機感を感じ行動に結びつけることができる。
【3.タスクを細かく分ける】
決めたあとは、タスクを細かく分けよう。
なぜなら、1つの塊がおおきいと途端にやる気がわかなくなるからだ。
洗車の例で言えば、
「この時間に洗車をする!」というざっくりとした目標ではなく
具体的に、
「用具を一式そろえる」
「近くの洗車場を調べる」
「何日の何時~何時の間に洗車場に行く」
など細かいタスクにわけ、行動に迷いが無い状態にするとよい。
【4.実際に行動にうつす】
あとは、計画してきたことを行う日にちを決めて、行うのみだ。
もし、ここにきて、まだ行動の決心がつかないので有ればこれまでの計画段階のどの段階で
不備があったのかや、そもそもやる必要があるのかを考えてみよう。
【その他の方法】
・完璧主義をやめる
完璧主義で、何もきめられないというケースもある。
難でも完璧にしようと思って、行動が疎かになるケースだ。
ただ、自分が思っているより、周りは質を求めていないことも多い。
6~7割の出来でも思い切って、発信してみたり、発言したりしてみると周りから
思いもよらず、良い評判を受けらえる可能性がある。
・自己批判をやめる
失敗したときに自己批判をして、決められなくなってしまうということもあるだろう。
だが、自己批判は、正直何もメリットをもたらさない。
自分の行動を鈍らせ、客観性を失い、心を痛めつけてしまう。
そして、自己批判によって自身を失い挑戦する機会があってもそれを回避する行動にでることもある。
そうならないために、自分に優しい言葉をかけてあげよう。
そうすれば立ち直る力が養われて、次の機会にも挑戦することが怖くなくなるかもしれない。
【まとめ】
人生において決めるということは非常に重要なことだ。
何も決めないということも立派な選択肢なのだ。
意図的にそれを選択しているということであればなんら問題はないだろう。
しかし、無意識でその選択を行っているのであれば問題になる可能性がある。
決めるという選択肢を選んだのなら、なるべく早めに行動にうつせるように
今回紹介した方法を取り入れてみてほしい。
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