1日を気分よくすごすにはどうしたらよいのだろうか?
人間は理性と感情の両方を持つ生き物だ。
理性で感情をおさえようとしても何倍ものエネルギーがある感情に勝つことができない。
【感情はどこから生まれるのか?】
感情はどこからうまれるのだろうか?
感情は自分の考え方に紐付いたものだ。
自分の思考を観察してみると、まず思考が生まれていることがわかると思う。
そこで、考え方を変えれば感情もある程度はコントロールすることが可能であると言える。
たとえば、ある人に対しての考えが
「すごくだらしなくて自己コントロールが出来ない人」
というものだとする。
すると、感情はネガティブな物が生まれると思う。
考え方を変えれば人生が変わると言われているのはなぜかと言えば、
感情はとても大きいものなので、行動にも影響を及ぼすからだ。
行動が変わればもちろん人生が変わる。人生が変わるには行動が必要となる。
【自動思考に気づく】
そのとっかかりとして必要な事は、自分の思考に気づく事だ。
普段何気ない思考に気づく事は以外にも難しい。
感情は無意識に湧いてくるものなので、思考を変えない限り無意識の罠にはまる。
そのとっかかりとして自動思考という普段考えていることに意識して気づく必要があるのだ。
【思い込みに気づく】
長期にわたって思考してきたことは思い込みとなって、脳に住みついている可能性がある。
代表的なものの1つの例としては、恐怖の思い込みだ。
たとえば、アメリカではテロにおびえている人が大多数をしめる。
その理由は、テレビで大々的に取り上げられているから。
インパクトが強すぎるが故に、一度の報道で脳に焼ついてしまうのだ。
実際は、データ上はアメリカの死亡率の割合でみれば、ジャンクなものを食べ続けて健康上の被害を受けて死亡する確率の方が
何倍も高いのだ。
本当に必要な対策というものが取れなくなってしまう。
幼少期からの教育方法や環境により、人により思い込みの種類が違うだろうが、
思い込みというのは客観的な事実ではない。
長期的に考え続けてきている癖を辞める第一歩はまず気づく事からでしか始まらない。
そして、その思考を疑ってみる必要がある。
「その思考は本当なのだろうか?」
「データ上はどういう結果になっているのだろう?」
と客観的な視点から思考を観察してみるのだ。
すると、その思考は緩み新しい思い込みを形成する第一歩となるだろう。
【気分がよくなる選択をする】
ネガティブな感情に一度おちいってしまうと、視野が狭まってしまい楽しいことを考えるという選択肢が考えつかなくなってしまう。
無意識にネガティブなものに目が向きやすくなり、スパイラルにはまってしまうのだ。
その時は意識的に気分の良くなるを選択するようにしよう。
普段から自分がどういったものにポジティブな感情を感じるのかを記録してみよう。
そして、ネガティブな時に意識的にその選択をするのだ。
【まとめ】
今回は1日気分を良く過ごすにはどうしたらいいかという事をお伝えした。
まず自分でネガティブを選択しているということに気づこう。
そして、1日を気分良くすごせるという選択ができるということを知ろう。
ネガティブな感情を感じているものは長年住みついた思考の癖であることが多く成果が見えにくいかもしれない。
その為、嫌気がさしてしまう事もあるかもしれないが意識的に選択し続ければいつか晴れ間が見えてくるはずだ。
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